第1話 あらすじ
小島春太は以前、サラリーマンで仕事人間だった。
仕事中心の生活で業績は良かったが生活は破綻していた。
あるとき、妻の浮気を疑ったことをキッカケに暴力がエスカレートし
結果、離婚することになった。そして、不安定になった春太は
仕事場でもおかしくなり、全てを失いホームレスになっていた。
そんな春太をひろったのがアンティーク家具屋のオーナーの大竹心。
倉庫を住居として提供し、家具の修理の仕事を春太に与えた。
家具屋の従業員は糸山扶美、庄司加代子、富田涼。
糸山扶美はオーナーから春太のことを頼まれていたので必要以上に
春太のことを心配しているが、春太は人と関わることを拒否しているため
その心配すら疎ましく感じていた。
あるとき、メンタル相談所へ春太は相談へ行く。
そこは話を聞くだけで何も答えてくれないような場所だったが、春太は
過去の話をし、そこで自分はもう恋はしないことと、自分の好みの女性は
背が高くて気の強い女性だという話をした。
そのあと、公園で葉山みやこと出会う。みやこは背が高く気が強い女性だ。
みやこは牧野江里子というストーカーに追い回されているところだった。
後日、みやこは元同級生だった扶美のところに3千円を借りにきた。
多くの人から少しづつ借りる作戦なのだが、扶美はみやこは悪い噂で
金を貸すなと言われていることを伝え3千円だけじゃなく1万円札を渡して
ほかの人からは借りるなと言ったのだが、みやこは負担はかけたくないと
3千円だけ借りていく。そのときに春太と再び遭遇するのだった。
夜、カフェに寄った春太はまたもやみやこと遭遇してしまう。
そこで、みやこを避けようとしたのだが、みやこの独特のペースに巻き込まれ
自分の過去を話す。そして、みやこも以前、好きな人にストーカー扱いされ、
実際に誰かを好きになると周囲が見えなくなってストーカーのような行為を
してしまいがちだと語った。そして、そこにも江里子はストーカーのように
みやこを追い回していた。江里子はみやこが好きだった相手を同じく好きだった
のだが、特に恋人というわけでもなく、みやこがいたから自分の恋も失敗したと
思い込んでいる様子だった。そして、今はみやこのストーカーとなっていた。
家具屋のオーナーの心は空間コーディネーターの鴨田静と付き合っていた。心には実は静という名前は改名した名だということも告げていた。
静は以前、暴力旦那と離婚していたため、結婚には慎重になっていた。
そのため、心はとりあえず一緒に暮らすことを提案し、一緒に暮らすこととなった。
そのことは春太にもしていて、静の前の暴力夫にあったら、まずは一発殴ることを
宣言していた。
心は公園にいたみやこに倉庫を住居として提供すると言い出した。
春太はいるが、恋はしないと言っているため、一緒でも大丈夫だろうということ
で春太の前にみやこを連れてきた。
そして、引越しパーティに春太とみやこも招いて4人でパーティ、、、なのだが、
実は春太とみやこは元夫婦、みやこは心に憧れていた。
みやこは静に対して対抗心丸出し、春太とみやこは反射的に初対面であることを
装ってしまった。
第2話 あらすじ
倉庫で二人で暮らすこととなった春太とみやこ。
みやこは春太に静と春太が付き合えばいいと言い放つ。
春太はみやこと一緒のためろくに眠れないまま職場へ行った。
顔色の悪い春太を扶美は心配しハグしていたところ、涼と加代子がそれを目撃、
涼は扶美のことが好きだったらしく、ショックを受けていた。
加代子は涼に対して、涼は不幸そうじゃないからダメだと一蹴される。
春太が公園で昼食を食べていたところ、静が現れ、喫茶店で話をすることになる。
静かは春太にもう恋はしないなんて過去を引きずっているようなことはやめて欲しいと話す。
そして、、、江里子はみやこを見失ったらしく、春太のことを追い回していた。
静かに急な無茶な仕事が入り、すぐに撮影場所を用意しなければならず、
倉庫を改造して撮影場所にしようと提案し、4人で徹夜して撮影場所のような場所にし、
みやこをモデルに仕立てて準備を進めていた。
見事に良い雰囲気に仕上がったところで、、、撮影中心の連絡が入った。
急にドタキャンしてきた空間コーディネイターでの撮影が出来るようなったとのこと。
皆でがっかりするものの、皆、楽しかったから良かったじゃんと話す心、
物凄く申し訳なさそうにする静。
静は本当にゴメンと3人に謝るのだった。
第3話 あらすじ
3人が寝ているところで、春太は荷物をまとめて去ろうとしてた。
みやこが「一人にしないで、、、」っと春太に言い、、、すぐに眠りについていた。
春太が出て行こうとしている姿に気付いた心は新しい旅立ちを祝福する。
しかし、春太は「そんなわけないですよ!仕事に行くだけですよ!」っとその場を繕った。
本当は出ていこうとしたのに出ていけなくなってしまった。
春太も4人で頑張ったことが楽しかったらしく、楽しいと不安なんだとつぶやいていた。
撮影用に準備した沢山の食事があったのでそれを持って職場で
静のお披露目パーティをしようと心は提案する。そして、3人で職場へ行こうと
するのだが、お披露目パーティなのだからちゃんとお化粧したいと部屋に戻って
準備していたところ、倉庫に残されたみやこは変なものを見つけてしまう。
それは春太の昔の携帯電話でそこには静と春太の結婚1周年というプリクラが貼ってあった。
職場では徹夜明けの春太が居眠りをしていた。
眠る直前に静のことを思い出して二人で写っている写真をみたまま寝てしまっていた。
3人で職場に行く途中で、爆弾の話になり、心はその場面になったら必ず青を切ると
決めていると話した。赤と青だったら、青が男性の色だから、、、っと話していた。
詰まるところ、必ず男が女の犠牲にならないといけないっという心持ちらしい。
そこに心たちが登場し、加代子が春太を呼びに行ったところ、春太は居眠りしていて、
その脇にはスマホが転がっていた。日ごろ、春太のことを謎に思っていた加代子は
何か春太の正体の手がかりがあるだろうとスマホを見た。
そこには今、紹介を受けた静と春太が一緒に写っている写真があり、そのことを
春太に問い詰めるが別人と春太は言い張った。じゃぁ確認しようとそのスマホを掴んだまま
静のもとへ近づいていった。 それを追いかけた春太は、心に対して今まで黙っていて
すみませんでしたっと口火を切る。
実は静と元夫婦だったことを明かしたときに、 その証拠を加代子が見せるとともに
みやこもこっちのほうがレアだと古い携帯を出す。
それらの話に対して逆に心から気がつかなくてゴメンっと心が二人に謝っていた。
そして、気にせず静のお披露目パーティをしようということなった。
その夜、 あまりの心の良い人っぷりに眠れなくて外に出る静と倉庫部屋に居ずらい春太が
ばったりと公園で遭遇する。そして、心の良い人っぷりを二人で話すことになった。
その頃、心も喉が渇いてコンビニにジュースを買いに行っていたところ、同じく一人で寂しく
外に出てきたみやこと遭遇していた。 みやこはあり得ない話だと前置きして、仮に心のことが
好きになったどうしようと相談する。心もあり得ないとは思うけど、もし、そうなったら出ていって
もらうしかないと話し、あくまで静が嫌がらないようにしたいと伝た。
家に戻ろうとする二人づつが公園で遭遇、、、静にみやこが絡み、それを春太が止めようとして
そのまま水辺に落ちてしまう。
以前、ここに鯉がいたのを見かけていた春太は「鯉!鯉!コイは嫌なんだ!」っと叫ぶ。
感想
心が病んだ人たちが集っている中心の心は悩むことがわからないという、、、
スーパーポジティブな人。その対比がとても面白い。
機関銃のような長台詞も見物。
涼(好き) → 扶美(好き?) → 春太(恋愛拒否)
江里子(ストーカー) → みやこ(神様的憧れ) → 心
春太 ー 心 (恩人)
扶美 - みやこ (同級生)
みやこ - 静 (対抗)
心 - 静 (結婚しそう)
加代子 にぎやかし要因
メンタル相談所 本音吐露場所
みたいな感じかな、、、。
脚本の岡田恵和さんというのは、、、泣くな、はらちゃん、スターマンとかの脚本らしく、
無茶な設定で面白く仕上がりそうな感じに見えて、とても楽しみ。