2016年10月7日金曜日

「 地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子 」 第1話










「 地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子 」 
第1話 10月5日
 「なんで私が校閲に?オシャレ校閲ガールが大暴れ!」




素敵ないで立ち、 毎年現れるプチ有名人、、、それは、
毎年、採用面接に現れる河野悦子だった。



新卒から合わせて7回、 景凡社のファッション誌「Lassy」の編集に憧れ、
毎年面接に来ている。 しかし、Lassyは中途採用を行っていない。


毎年来ているせいで面接官の多くは既によく知っている様子、初対面の茸原が
他の出版社は受けないのかという問うと受かっても行かないので受けないという答えが返ってきた。





おでん屋の常連さんたちとの談笑、今年はいけるかも?っと。




そして、本当に面接の合格をしらされるが、、、








Lassy編集部へ入っていくと、部署が違うことを聞かされ、、、

配属された先は、、、地下中1階の「校閲部」



 Lassy編集部は今年も中途は取らず、茸原の校閲部は
河野悦子が校閲にピッタリだったと話す。
それは、河野悦子は略すと「こうえつ」となるからだ。




立派な業績を残せば希望の部へ移動することも可能かもしれない。
夢はあることを話し納得させる。














こうして、河野悦子は校閲部にて仕事を頑張ることとなる。






小説の中に建物の構造上、間違えた表現を指摘したことに作家が怒り、
編集がそんな間違いには目をつむれと指摘する。
その指摘があまりにも失礼ではあったため、悦子はその編集に苦言し、
揉めかけたところに部長が割って入る。


一方、Lassy編集部では男のモデルを雑誌の中で育て上げる企画が進んでいた。



 悦子の後輩でLassy編集の森尾と再会、面接時に久々に再開しており、悦子はこのときまで森尾がLassyの編集であることを知らなかった。

悦子は森尾のことを高校時代はあんなにダサかったのにとやっかむ。





 本郷大作という大御所の作品の校閲に河野が抜擢される。



森尾は学園祭の写真で見つけたイケメンをモデルとしてスカウトするのだが
そのイケメンくんは作家志望のため断られてしまう。


悦子は大御所先生と編集と一緒に食事をすることになったのだが、
ざっくばらんな態度に編集と揉めるも大御所の先生はその姿勢に
面白さを感じていた。





大作先生の作品内の地名などは全て実在するものだが、
立田橋だけ実在せず、実在するのは立日橋 だった。
その部分を指摘するもスルーされてしまう。



悦子はどうしても原因が知りたくて編集にも問うが答えは得られず、
現地に行って調べてみることにした。


たまたま、橋のそばの写真館で先生の家族写真を見かけ、
家族に会おうとするが会えず、、、
後日、先生が怒鳴り込んでくることとなる。


 先生は20年前に離婚しており、そのことに触れられ激怒するのだった。




しかしながら、、、「たったばし」 というのは当時の息子が立日橋をちゃんと言えず、
「たったばし」「たったばし」と言っていたことからワザとそのような記載をしていて、
息子にあてたメッセージだったらしい。
しかしながら、悦子の一件で別れた妻と息子と久方の再開をし、逆に悦子に
感謝していた。

校閲の指摘を決して直すような先生ではなかったのだが、
立田橋は立日橋へ、女子高生の古い口語表現は最近の言葉へと修正されていた。
ほかの校閲部員たちが驚くほどである。
 本郷大作大先生に余程気に入られたようである。






 道でぶつかったイケメンに悦子は心奪われてしまう。


あとから悦子はイケメン を絶賛するが、セシルはそれほど興味はなさげで
好みが異なることを話していた。



 そして、そのイケメンくんはアパートの家賃滞納で追い出されかけて、
断ったモデルの仕事を引き受けることにしていた。
そして、衣装に着替えたイケメンくんを見た森尾も見違えた姿に少し
気持ちがぐらついていた。
行く先がなければ家に来ればいいと借りぐらしをススメるほどに、、、。















































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