2012年11月3日土曜日
悪夢ちゃん 2話 チー夢 あらすじ 感想
バーで眠った武戸井彩未先生(北川景子)を研究所に運び込み、
その夢を調べようとしていた志岐貴(Gackt、助手役)は、
その夢の中に自分そっくりの王子が出てくるのを見る。
そのとき、武戸井先生が見るなーーっと言って目を覚ます。
武戸井先生は予知夢ではなく明晰夢を見ていたのだ。
志岐は武戸井先生が悪夢ちゃんと同じ予知夢を見るのではないかと思い、
その夢を調べてみたいと思っていたのだが結果は違った。
明晰夢とは本人が夢だとわかって見ている夢のことで、
その夢を意識しコントロールすることで自分の見たい夢を自在に見ることが
出来るようになるというものだ(7~8年くらい前に話題として流行ったかも)。
武戸井先生は現実では一切夢を見ないと断言した。
そして、自らが施設で育ち誰の助けも必要としなかったことを話す。
古藤結衣子こと悪夢ちゃんはまた悪夢を見ていた。
そして、まだクラスに馴染めず同じクラスの女子生徒達にからまれ、
相沢(1話で助けた子)からフォローされるものの、絡んだ女子生徒は
相沢だけ仲良くなっているのが余計に気に食わない様子なところに
男子生徒からいじめだーっとクラス中が騒がしくなったときに
悪夢ちゃんはクラスの男の子の意識と同調してしまい震えながら保健室へ逃げ込む。
武戸井先生は悪夢ちゃんに対して自分を巻き込むなと叱責するが、
結局は協力する方向へ、、、。
今回の悪夢は、、、
少年が巨大なヘビと化した父親に捕まえてきた鴨を与える(食べさせる)というもの。
その少年が同じクラスの冬馬という少年だった。
その少年の父親と母親は連れ子同士の再婚だったのだが、
父親が酒浸りで働きもしないため、離婚することとなってしまった。
姉はまだ中高生くらいなのだが、父親が飲み代を借金しているスナックで
働いて父親の借金を返そうとしていた。その姉は母親側の連れ子。
見かねて冬馬はクラスの子のブランド物の財布を盗むが、
悪夢ちゃんが疑われているのを見かねて自分が取ったと先生に渡す。
ブランドものの(フェラガモをもじったようなブランド名、プラガモだったか)の財布で
それが鴨、酒浸りのオヤジがヘビだろうと、、、。
そして、悪夢は続いていた。
その少年がヘビを刺すというものだ。
先生も悪夢ちゃんの影響か予知夢を見てしまう。
冬馬の姉が働いていた店が「うわばみ」、そこで働くのをやめさせようと
したときにメデューサのような様子で母親が登場していた。
先生は話の流れからヤマタノオロチ伝説を想定した。
つまり、スサノオがオロチを殺す、、、少年が父親を刺すということだ。
冬馬は父親が酒嫌いなってくれるように漢方入りの酒を飲まそうとしいた。
そこに父親を刺すのではないかと心配していた先生が乗り込むが、
逆に激怒したその父親に捕まってしまい、そこに母親が駆け付け助けだした。
姉は父親が質屋に入れてしまったギターを買い取ってきていた。
先生だけでなく、母親や姉の説得で父親は立ち直ろうとしていた。
ちゃんと立ち直ったら再婚しようと約束をし、もともとミュージシャンの
父親はバーで歌うようになった。
家族は離婚はしても同じチームなんだ、だから助け合うんだと冬馬は語っていた。
その言葉が脳裏に残っていた武戸井先生は、、、
研究のためにストーカー化していた志岐(Gackt)に対して、
悪夢ちゃんのことを相談し合うチームとして協力しても良いと話し、
仲間となることにした。
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伝説や伝承などの話が悪夢もモチーフになりがちというところからも、
悪夢ちゃん自体の知性の高さが伺える。
そもそも祖父は学校に行くと学力が落ちるというくらい知力の高さを誇示していた。
そのあたりの夢見の中にも面白さがある。
野望のために先生を利用しようとするGackt
悪夢ちゃんの周囲では協調性の低い悪夢ちゃんが徐々に友達を増やしていくのかも、、、
先生の仮面はいつはがれるのか、、、ブログは誰が書いているのだろうか、、、っと
とても面白そうな話だ。
この枠のドラマは案外面白いの、、、かも。
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