2013年1月6日日曜日

悪夢ちゃん 観終わったあとの あらすじ 感想

悪夢ちゃん

■ざっくりとしたストーリー

武戸井彩未先生は表面上では明るく誠実な先生を演じているが
その実、誰も信頼せず現実に諦め、夢の中を楽しんでいた。

夢の中では明晰夢といって、自分の好きな夢だけを見ていた。
その中には夢王子と名付けられた王子がいて、それは古藤教授の
助手とそっくりだった。

その先生を頼りにして転校してきた予知夢を見る少女、
それが悪夢ちゃんである。

彩未先生がサイコパスであるというインターネットのサイトの
記事を発端に問題が連続してきくのだが、悪夢ちゃんの予知夢を
起点としてその問題を解決していく。

その予知夢の研究をしているのが古藤教授で助手が志岐貴、
そして、予知夢は古藤結衣子だけではなく彩未先生にも
見ることができていた。

そもそも悪夢ちゃんこと古藤結衣子が先生を頼りに転校してきたのは
予知夢の中で先生が助けてくれるということなのだが、それだけが
理由ではなく、実は彩未先生というのは古藤教授が予知夢の研究を
はじめた最初の被験者だったのだ。

彩未先生は幼い頃、親に捨てられ身寄りがなかったため施設で
過ごしていたのだが、その施設で彩未先生が描く絵が必ず近い未来に
起こっていることから古藤教授へ相談することとなり、その結果、
古藤教授が幼い彩未先生を予知夢の被験者として実験していくこととなった。

古藤教授の娘と彩未先生は仲良しになり、二人で予知夢を映像化した
映像をよく一緒に見ていた。
あるときに古藤教授の娘の母親、つまり、古藤教授の奥さんを
駅のホームから幼い彩未先生が突き落とす予知夢を見てしまった。
その後、古藤教授の奥さんは駅のホームで線路の上に落ちてしまった
幼い子を助けるために線路の上に降り、電車の事故で亡くなってしまった。
その助け出した子が彩未先生のような雰囲気の子だったために
予知夢では彩未先生が駅のホームから突き落としたような夢を見たのだろうと
いう結果を教授は考えていたのだが、子供である教授の子供は
幼い彩未先生が突き落とした映像を見ているために彩未先生が母親を
殺したのだと勘違いしてしまう。そして、二人の仲は悪くなり、
彩未先生は人殺しと言われたショックで数日間寝込んでしまう。

そして、目覚めた彩未先生はそれまでの記憶などが消えてしまっていた。
彩未先生は施設に戻って、古藤教授達とは別々に過ごすこととなった。

古藤教授の娘はそのことをずっと引きずっていた。
子供の頃に勘違いで人殺し呼ばわりしてしまった子がそれを苦に記憶喪失に
なったことが大人になっても気がかりだったのだ。
古藤教授の娘は子供を身篭ったがその相手については秘密にしていた。
そして、身体が丈夫ではないために出産すら危険だと言われていたのだが
結衣子を産んで死んでしまった。

古藤教授の娘は幼い頃に彩未先生が見ていた予知夢で小学校の先生を
やっている夢を覚えていたので、自分が教えてもらっていた小学校教諭
へ武戸井彩未という名前の先生志望の人とそのうち出会うから必ず
先生にして欲しいと頼んでいた。それが彩未先生が勤めている学校の
校長先生だったのである。

また、彩未先生や結衣子が見ていた夢の獣と呼ばれる夢の中に出てくる
犬のような生き物は実はその古藤教授の娘、結衣子の母だったのだろう
ということがわかってくる。結衣子の母が彩未先生と結衣子をつないで
いたのだろう。

志岐貴助手は古藤教授があまりにも研究の成果を発表しないことに苛立ちを
示しており、古藤教授はあくまで被験者の安全が確保されるまで研究の成果
は発表しないと頑なに公表を否定していた。
しかし、ある事件がきっかけで志岐貴は警察と連携し結衣子の予知夢により
事件を解決し、それがマスコミで騒がれ、研究所から独立して大々的に
有名になった。

子供を海外へ売り飛ばしている組織がそこに目を付け、志岐貴を脅して
協力させようとするのだが志岐貴はそれを裏切った。当初、彩未先生を
欺いていたのだが、結果として彩未先生のために身体をはって海へと
落ちていったのだった。そして志岐貴は行方不明となってしまう。

そして、その志岐貴こそが結衣子の本当の父親であったのだろう、、、
っと昔の写真を見ながら彩未先生は思うのであった。

ある日、結衣子と彩未先生である場所に来たときに
結衣子は昔見た予知夢でここでお父さんと会ったと話し、
そこには志岐貴らしき人影があった、、、。


■感想

とても面白かった。同クールで一番面白いドラマだったし、
ここ最近のドラマでもかなり面白い部類だった。
面白いし感動ものだった。

ところどころCG描写が微妙に思えるところもあったものの、、、
(特にGACKTの落ちるところは、、、もうちょっと何とかっと思った)
それをさっぴいてもかなり面白い話だ。
きっと原作も素晴らしいのだろう、、、原作が読みたくなった。

また、キャストも素晴らしい。ところどころ子役であまりにも
わざとらしいところや、演技は下手でもバレエが出来る子を
選んだのかな?っと思うところや、、、まぁ、子役は仕方ないのか
っと思うところもあるが、全体的に素晴らしい出来だった。

最初は無機質でちょっと不気味な感のある結衣子ちゃんが
徐々に可愛く見えてくるから不思議だ。



■キャスト

武戸井彩未(北川景子)
志岐貴(GACKT)
平島琴葉(優香)
古藤結衣子(木村真耶月)
古藤教授(小日向文世)
校長先生(キムラ緑子)
教頭先生(中込真也)
同僚教師(濱田マリ、岡田圭右、川村陽介、和田正人)


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