東峰が体育館の様子を見に来ていた。
そこで澤村と鉢合わせ、GWに音駒との練習試合のことを伝える。そして、気まずそうにしている東峰に
まだバレーが好きかもしれなければ戻ってくるのには十分だろうと。
武田先生は相変わらずに坂ノ下商店へコーチの勧誘へ行っていた。
鵜飼は高校の体育館へは戻りたくないと言う。
それは、場所には戻っても高校の頃の自分には戻れないことからだった。
しかし、音駒との練習試合の話をしたところ、練習に出てくれることとなる。
鵜飼は音駒の試合までコーチをやると話して練習に参加する。
そして、町内会チームを呼んで練習試合を行う。
しかし、急な招集に町内会メンバーは揃わず、鳥野高校メンバーから人を借りる。
西谷やたまたま体育館のそばに来た東峰も町内会チームとして入ることとなり、
セッターは菅原が町内会チームへ入ることとした。
成り行きで戻ってきている自分に東峰は思い悩んでいたが、
やはり、この場所が好きだと感じていた。
思い出されるのは、伊達工業との試合、
東峰はブロックに完全に止められていた。
試合後、自分を責める西谷を見て、東峰は何故決められない自分を責めないのか問う。
最後、東峰が打てる姿勢なのにトスを呼ばなかったことを強く責めた。
その頃に何回壁に当たっても打ちたいと思わないのかと問うていた答えを、
この町内会の練習試合で、もう一回打ちたいと思うと西谷へ答えた。
3枚ブロックに止められた東峰のスパイクを西谷は拾った。
菅原も伊達工業との試合のことを思い出していた。
いろいろな人の言葉が過る中、西谷の
「だから、もう一回トスを呼んでくれ」の言葉が東峰の胸に響く。
東峰は大声で菅原にトスを呼んだ。
一人で戦っているわけじゃなくチームで戦っていると皆の力を背負い、
3枚ブロックを力でねじ伏せた。
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